物流事例:家電メーカーS社様
部品を交換して製品を良品化
クリーニング作業にも対応
販売後に製品に不具合が発覚したため、回収して修理を施したり、新品と交換する「リコール」に踏み切るメーカーは少なくありません。当社では、こうしたリコールに伴うリワークやリペアといった作業を一括で請け負うサービスを提供しています。最大の強みは、自社物流センターで膨大な量のリコール対象製品のリワークやリペアを短期間で処理できること。そして作業終了後には個別ユーザーへの配送にも対応できる点になります。
家電メーカーS社様から受託したのは、家庭用調理器具のリワーク作業でした。メーンの業務は不良部品の交換で、そのほかに器具のクリーニングなども手掛けました。製品約1000台分の作業を約1週間という短期間で処理し、購入者に配送するまでの一連の業務を当社で一括管理しました。
リワークが必要になると、お客様は自社生産ラインの一時停止などイレギュラーな対応を強いられることもあります。これに対して、アウトソーシングの場合、生産ラインを通常運用できるほか、リワーク用の作業スペースや専門スタッフの確保が不要となります。
当社の物流センターでは、リワークやリペアに必要な工具類などを常備しているほか、作業経験が豊富なスタッフが揃っています。もちろん、作業マニュアルの提供や簡易研修の実施など、お客様のご協力は不可欠となりますが、過去に数多くの業務実績があるため、その負荷は小さくて済みます。そのため、当社へのアウトソーシングはお客様にとってトータルコストの削減につながります。